じっくり見つめたことがありますか? あなたの“歯ぐき”~歯科衛生士から伝えたい! 健康をつくる歯ぐきケア~

「なんとなく気になる」に要注意

「朝起きたとき、口の中がネバつくなぁ」「口臭があるような気がする」
今年35歳になるTさん。数年前から、お口のことが“なんとなく”気になっています。でも、とくに痛みがあるわけではありません。通勤電車や営業の合間などにガムを噛むことで、違和感をごまかしています。歯磨きのときに血が出ることがあっても、「歯磨き強くしすぎちゃったかな」と思う程度……。
実はTさんのように、お口の異変をそのままにしている人がたくさんいます。「なんとなく気になるけど、たいしたことないだろう」と。あなたはどうですか?
実はこの“なんとなく”という違和感こそ、歯周病が起きているサイン!歯周病は「サイレント・ディジーズ」と呼ばれ、静かに進行する病気。だからこそ要注意なんです。

「歯肉炎」のうちにケアを!

Tさんが経験している違和感は、「歯肉炎」と呼ばれる歯周病の最初の症状。歯ぐきをじっく観察してみると、赤いところがあったり、他のところよりも膨らんでいるところがあるのに気づくでしょう。
この状態を「たいしたことない」と放置していると、どんどん悪化していきます。
こんなふうに……

歯ぐきが赤くなる・腫れる → 血やウミが出る → 歯がグラグラになる → 歯が抜ける

歯がグラグラになってしまったら、もう取り返しがつきません。健康なお口でいるためには、歯肉炎の段階で早く気づき、ケアを始めることが大切です!

必要なのは、「デンタルフロス」

歯肉炎なら、炎症はまだ歯ぐきだけ。きちんとケアをすればすぐに健康な状態に戻せることがわかっています。そこで必要なのが、デンタルフロス! 使ったことはありますか?
私たちは毎日歯を磨いていますが、実は“歯と歯の間、歯ぐきの中”までは歯ブラシが届いていません。見えないところに汚れがたまり、それが原因で歯肉炎が起きるのです。
デンタルフロスはその汚れを自分で落とせる唯一の道具。歯磨きをしたあとに、ぜひデンタルフロスを通してみてください。「えっ! まだこんなに残ってたの?」とビックリするくらい、汚れがたっぷりからみついてくるはずです。

Categories: 歯科

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