「医師、歯科医師恐怖症だった」(8)

2010年(平成22年)8月3日午前、はじめて人間ドックに行った。24、25歳から毎日アルコールを口にし、それから人間ドックに行く前までの間にアルコールを口にしなかった日は多分両手両足の指の数に満たない。すなわち、20日に満たない。資格試験の最中も缶ビール1本位は飲んでいた。飲まなかったのは抜歯した時とか歯茎が化膿し、歯茎を切開した時ぐらいだ。

1983年(昭和58年)6月(この時、私は34歳である。)、現在地に公認会計士の登録と同時に事務所を開設した。それ以前は自宅マンションの一室で約3年間、細々と税理士業をやっていた。個人事業主として開業し、ある一定規模にするには相当の営業が必要であった。税理士登録をしたのが32歳、公認会計士登録をしたのが34歳の時である。以来、40数歳になるまでほとんど毎日帰宅は午前0時過ぎ、そしてあびるほどアルコールを飲んでいた。長男が生まれた時も新しいクライアントと外で飲んでいて、大目玉を食らった。今の職業に入ろうと思った頃は身長166cmで体重60㎏位だった。それがその後の不摂生でみるみる肥満になり、体重が最高83㎏までになった。

煙草は40歳の頃ある職員の仕事に対する不誠実さを理由に解雇した時に止めた。前途ある青年のクビを切ったのだから、煙草ぐらい止めようと思って止めた。1日3箱から4箱吸っていたが、以来一度も口にしていない。
アルコールは止める訳にはいかない。というより止められない。YTはアル中だったが、その原因は「身体的なもの」と「精神的なもの」に起因しているのではと書いたが、自分のアルコール好きも同じだと思う。自分では決してそう思いたくないが極度のストレスの解放のためにアルコールを飲み、年1回位は必ず大暴走する。決まったパターンである。その時は反省をするが、それでも止める訳にはいかない。
今から6、7年ほど前から徐々に体重が減りはじめた。体重も68㎏位になった。口の渇きや手足のしびれがあり、典型的な糖尿病だなと自己診断した。それでも医者行かずだ。
「医師恐怖症だ。」

会食の時だと思う。何かの会話のはずみに人間ドックの話が出た。グループ会社のYさんが「今度、人間ドックに行くんです。一緒に行きませんか。」と一緒にいた面々が「それはいい提案ですね。是非行ってください。」と、Yさん「それでは申し込んでおきます。」
それでも、その時は全然行く気はなかった。人間ドックの受診が近づくにつれ、身体不調以外でも身から出た錆でいろいろな事があり、覚悟を決めて人間ドックを受けることにした。そのときの健康診断結果報告書の主な項目を見ると次の様になっている。

既往症:6歳筋炎、14歳頃・若年性高血症
自覚症状:体重減少、口渇、多飲、手足のしびれや言葉がもつれたりすることがある
診察所見:手指振戦(解釈不明)
検査結果:D項目は次の通りである(A、B、C、D評価)
     血 圧:高208 低110
     心電図:洞性頻脈
     脂 質:すべての項目正常値を超えている
     糖代謝:血糖  312H
         HbAlc  95H

完全な糖尿病らしい。意外にも肝機能の判定はCだった。γ-GTPは271Hである。これまでに正式に血液型を調べてことがなかった。確か中学か高校の理科の実験で血液型を調査し、自分はO型だと思っていた。そして周りの人からも「性格からして多分O型ですよ。」と言われていた。この診断で「A型」だということが解り、血液型による性格判断なんて、いかにいい加減かと思う。

そして若かりし頃の健康診断の結果はその通りだったのだと実感した(但し、働きには耐えられたが。)

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