「医師、歯科医師恐怖症だった」(10)

私たちグループの社是は「支えたい未来がある」で、経営理念は「社会貢献」である。自分達の仕事を通して、地域社会に対して社会貢献し、結果として、地域に、そして日本に、あるいは世界に対して、微々たるものであっても何等かの寄与ができればと思う。人間が、動物が、生物が健全に共存できる社会ができればと思う。
アベノミクスがはやされ、円安、株高の効果がさかんに報道されている。しかしながら国民が納付する税金約43兆円に対し、社会保障関係の補填額は常に30兆円にも及ぶ異常な事態である。今後、高齢化がすすみ、社会保障関係の収入と支出のバランス崩れは、更に大きくなる。従って早急な租税体系と社会保障関係の一体改革なくして、日本国の健全なる継続(あえて発展とは言わない。)はありえないだろう。
私事で言えば、既に何回も書いた通り「医師恐怖症」でほとんど医者通いをしなかった。そのために納付した健康保険料より、負担していただいた医療関係費ははるかに少ないと思う。
しかし、体調管理を怠たり、今後多大な医療費が必要となれば、その時逆の結末になる。

この原稿を書いている今朝の新聞は、次のことを報道している。
2割近くの医師が体調を崩したときに「もっと早く受診すればよかった」と後悔した経験がある。
健康診断か人間ドックを「必ず受けている」とした医師は68.7%。「受けないことがある」は19.3%で、「受けない」という医師も12.0%いた。
医師の健康管理について「健康診断で引っかかっても、多忙のため受診ができない」と嘆く声や「人間ドックの再検査を受けた際、病名の告知前に患者さんがどれほど心配しているかを実感した。」
実に驚くべき調査である。医師ですらこうだから一般民間人はもっとひどい状況だろうと。私ごとき「医師恐怖症」の人はもっとだろうと。この実態が、結果として国全体の医療費を押し上げているのではないかと思う。

私どものグループの社員で私の秘書役を担当している管理部のY君がいる。非常に勤勉で、生真面目な好青年だ。私の扱いが荒いせいか、それに精一杯対応しようとして、ストレスが蓄積したようだ。飲酒しないため私の様にアルコールで発散することもできない。ストレスがたまり、多少うつ状態になった様だ。心療内科で治療を受ける間にどんどん薬が強くなって行った様だ。そのため、手の震えが段々酷くなって、会社を休む様になった。非常に心配し気温が30℃を超えていたと思うが、休みの日千葉市中央区を起点にKさんと三人で西千葉、登戸と5~6kmを歩いた。その夜、Kさんが今度は駅のホームで倒れ、頭蓋骨骨折で病院に入院したという報を翌朝受けた。非常に責任を感じた。
Y君には、その後とにかく薬を飲むのをつらくても止めなさいと繰り返し言った。その効果があったか解らないが、現在では健康が戻り、元気に仕事に励んでいる。
私どものクライアントの一つにU先生という心療内科の先生がいる。この先生にも私はI君と一緒に会って意見を聞いた。そしたら「まず、薬を止めることですね。」との回答だった。必要最低限の投薬は必要だろうと私も思う。
私たちグループの社是「支えたい未来がある」と経営理念「社会貢献できる集団をめざす」をベースに新しい活動に入った。それは日本と医療発展途上国である東南アジアとの医科、歯科の懸け橋になることである。最初にミャンマーとの交流を始めることになった。
またの機会に「今は亡き友人たちとの悪行」や「医と健康への当グループの働き」を書きたいと思う。

Categories: オピニオン

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