【リポート】NPO法人 国際医療ボランティア団体 ジャパンハート4

Q:夢の架け橋活動というのは、奨学生制度ですか。

A:カンボジアでの医療者不足を解消するために、医学生・看護学生を自前で養成するするための医学生、看護学生に学費や生活費の支援をしています。これが“夢の架け橋プロジェクト”です。高校生で医者になりたい人で、かつ貧しくて学校に行けないけれども医者になりたい人、看護師を志す人から選抜して奨学金を支給しております。
現在は6名の奨学生がいます。この6名には里親がいて、医学生ですと生活費を含めて月に18千円から2万円を支援しています。ジャパンハートの事務所兼住宅がプノンペンにあるのですが、その上のフロアに学生たちに住んでもらっています。きちんとした生活をしてもらい、一生懸命に勉強をしてもらうためです。みんな、熱心です。医者になって田舎に帰り、人助けをしたいと、非常によく勉強しています。
医療団が行くと、手術の見学学習も実施しますが、目が輝いています。私も同行した時ですが、手術を終えた先生が質問タイムをもうけたところ、1時間以上も質問に答えることになり、「やる気があるよね。ほんとに熱心だ」と先生がとても感心したことがありました。

Q:小児がんの子どもさんと家族のためのプロジェクトがありますね。

A:“スマイルスマイルプロジェクト”といいます。小児がんで残念ながら余命がもうあと数か月のお子さんとか、治療は成功したけれども再発のリスク・恐怖と5年間闘わなければいけないお子さん、そしてそのご家族と楽しい時間を過ごそうというプロジェクトです。
私たちには医師も看護師もいますから、同行ができます。主治医に会って状態を確認して、車椅子や酸素ボンベを用意するなどの準備をして、移動方法も最善の方法をプランします。まず段取りが重要です。そして当日は万全のケアをしますが、万一の急変を想定して受け入れ病院の了解を事前に得ておきます。
2011年度には21人の患者さんとそのご家族の旅行のお手伝いをしました。旭山動物園、横浜アンパンマンこどもミュージアム、東京ディズニーランド、沖縄でイルカと泳いだり、友だちを訪ねたり、楽しい旅をしていただくことができました。ディズニーランドに行けると知ったら、数値が良くなるお子さんがでたりもするんですよ。ディズニーランドに行ったあとで、残念ながら亡くなったお子さんがいましたが、ご家族は良い思い出ができたと喜んでくださっています。チケットを寄付していただいたり、いろいろと協力してくださる方がいます。ご支援いただきながら、今後も続けていくつもりです。

Categories: 医科

Tags: ,

Leave A Reply

Your email address will not be published.