【リポート】株式会社ニュー・ライフ・フロンティア 有料老人ホーム・介護情報館1

独自の施設データベースから
「理想に近いホームを、ご紹介します」

 “中村寿美子の高齢期の住まい相談”「後悔しない住まい選びを、いっしょに考えていきましょう」と有料老人ホーム・介護情報館のメッセージは明快だ。株式会社ニュー・ライフ・フロンティアの運営で、設立は平成13年。『高齢者に関する情報提供と相談業務』を事業内容としている。
 館長の中村寿美子さんは1988年から、この業界で仕事をされている。政府の取り組みの変遷、業界の歩みなど、身近ですべて体験してきた人だ。
「当初から掲げてきたのは、『相談にこられた方に幸せになっていただくこと』です。ですから中立性をきちんと保ち、ご紹介するホームを厳選しております」と中村さん。お会いするまでのご相談時点から、気遣いの優しい人の印象で、語り口は、どこまでも温和だ。
「その方が幸せになる道を一緒に考えるということを、ずっとしてきました。情報館の形になった今も、この理念は変わらず大切にしています」
 情報館の歴史よりも、長いキャリアが、中村さんにはある。そして「終のすみか」は、首都圏ならば380以上の独自の施設データベースから、「理想に近いホーム」紹介してもらえる。「ご登録いただいているホームは、500件以上あります」とのことだった。

オリジナルの施設データベースの作成ステップ
 1. 書類、資料の検証。じっくりと読み、疑問点はすべて解消する。
 2. 現地に出向き設備を確認する。食事を試食する。
 3. 経営者、役員、中心スタッフと面談する。

 

中村さんのアドバイスは
ご自身の体験と、長い経験に基づいている

中村さんは自ら介護を経験されている。それも、人一倍の経験だ。
「結婚して5年ほど経った時、介護が始まったのです。夫の両親と子供たちと6人暮らしでしたが、義父は高齢で介護が必要になりました」介護と子育てを、若く体力も充実した中村さんは両立させていたとのこと。しかし、義父が寝たきりになり、義母が認知症を発症して、両親二人の同時介護は、さすがに大変だったそうだ。「私も若く、体力があったからできたのだと思います。でも、二人の介護と子育ては、本当に大変でした」
「この貴重な経験を活かそうと、カウンセリングの勉強をしました。すると今度は夫に進行性がんが見つかって、亡くなってしまいました。子育てはまだ半ばです。どうしようか模索している時に、都内高級有料老人ホームの人材募集があったのです」中村さんは、ご自身の経験を率直に語ってくれました。
 都内に初めて有料老人ホームができたのは昭和63年。世田谷区の高級有料老人ホームだったそうだ。それまで有料老人ホームというと、海辺のリゾートや山間部の別荘地といった場所に造られていました。そのホームが人材募集をすると聞いた中村さんは、「すぐに応募しました。介護で大変な思いをした経験を活かして仕事ができる」と確信があった。昭和63年10月に、高級有料老人ホームに就職した。
 その後、バブル景気に重なり、都内には有料老人ホームが増えていく。
 当時、業界は日本の高齢化社会時代のことを考えており、国は介護保険を準備していた。平成12年に介護保険ができ、有料老人ホームで介護サービスを提供するようになる。全国に約60件だった有料老人ホームは一気に全国に広がっていく。現在、その数は8000件以上になった。老人ホーム、介護は大きな社会テーマになっていくのだ。 そんななか、平成9年にホーム経営者から「ホームの健全な経営がわかり、入居者の方々の相談にしっかり応える 人材として、中村さんに声がかかった。そして、現在に至っている。日本の有料老人ホームと介護の歴史の真っただ中で仕事をされてきた、というわけだ。

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● 東京都福祉サービス第三者評価 評価者
● 内閣府 規制・制度改革ライフ(医療と改革)分科会
  ワーキングメンバー(平成22年度)
● 高齢者住まいの契約に関する研究会 委員(平成23年度)
● 行政、民間企業向けセミナー講演、多数
主な著書
『こんな介護で幸せですか?』講談社101新書
『死ぬまで安心な有料老人ホームの選び方』講談社+α新書
『後悔しない有料老人ホームの選び方がわかる本』講談社
◇最近は、全国の消費者センター主催のセミナー講演依頼も多い。

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