大切なのは「魂のレベル」での受けとめ!

新しい街があちこちに誕生して、休日はどこも賑わっている。そんな場所でも人目を引くのが若々しい高齢者達である。ひとり一人の年齢こそ判らないが、現役を退いて生活を楽しんでいる様子が手に取るように伝わってくる。集合している高齢者の特徴はリュック姿。いつでも両手を使えるようにとの配慮からだろう。

かつて、自分が両親や身内の介護をした経験がある高齢者は口をそろえて言う。「介護の大変さは経験した者にしか分からない。この辛い経験は私でおしまいにしたい。子供にはあの大変さを味わわせたくない。だから頭がしっかりしているうちに、自分の最期のことを考えておきたい。」と。それ故、誰にとっても難しい問題になるのだ。

誰でもいつかは死を迎えるのだが、自分もそうだとはどうしても思えないのが現実である。多くの高齢者を見ていると、親から受け継いだ遺伝子の影響もあるが、それより生活習慣がその人の生を左右していることの方が大きいと思える。身体が思うようにならなくなると、何事も楽なほうへと流れがちになる。日本人の健康寿命は男性が70.42歳、女性が73.62歳といわれている。この年齢を過ぎると個人差はあるが介護が必要な状況になる。

今は何とか自立していても、いずれ介護が必要になると予想される65歳以上の高齢者を「特定高齢者」と呼び、介護予備軍とみなされる。そんな状態になってからの価値観は、どうなっているのだろうか。

今まで、様々な相談を受けてきた中で、また、私自身も60年の生活を経た今日、大切なのは「魂のレベル」での受けとめである。人間が生きている根源の一つでもあるのが「魂のレベル」。どんなに外観を飾っていても、その人と話をして何も残らないと、むなしさと空虚感が残るだけである。会話が「魂のレベル」になっていると何かが胸を打ち、もう一度会いたいと心に刻まれる。そんな会話ができる友人を持てる人は幸せで、人生の最大の楽しみを味わっていると言えよう。

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