NPO法人 国際医療ボランティア団体 ジャパンハート『医療人が見たラオス』コラムNo.6

ラオスこぼれ話「ラオスのおもてなし」

 田舎の村々を訪れると、ラオスの料理とお酒でもてなしてくれることがよくあります。
「ちょっとご飯食べていきなよ」と気軽に声をかけ、ビールを勧めてくれます。そして、そこから調理が始まるのです。

 多くのお宅では、自宅で家畜を育て、米や野菜も育てています。
大事に育てた鳥を捕まえ、命を絶ち、血を抜き、ゆで、毛を抜き、さばきます。初めて見た時は衝撃的な光景でしたが、日本で私たちが口にしているものも、すべてこういった経過を経ているのですよね。命を頂いているのだと改めて気付かされます。
私ができる唯一のお手伝いは毛をむしること、今や慣れたものです。
調理には七輪に炭を使用し、一つずつ調理するので、調理開始から、完成するまで大体2時間くらいかかります。
その間、お酒はビールからラオラオというラオスのお酒(蒸留酒)に変わり、酔いも深まります。
新鮮な肉を血まで余すことなく使い、様々な料理に調理され、どれも絶品ですが、特にできたてのスープは格別です。命をいただく、最高の贅沢です。

 移動診療で村へ行った時のこと。
いつものようにラオス料理でもてなしてくれると村人がお宅に招待してくれました。
調理完成まで時間がかかるので近くを散歩していたら、現地人スタッフがおもむろに草をむしっていました。「これをスープに入れたら美味しくなるんですよ。楽しい気持ちになります。」と話すスタッフ。その草はマリファナでした。
マリファナの葉を見たのは初めてでした。そこら中に生い茂り、村人は時々調理に使っているようです。

 

 

 

コラムニスト
ラオス現地スタッフ
平山 亮子

 

 

 

 

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Categories: 医科

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