心地よい価値観を共有する暮らし

数年前「おひとりさまの老後」という本がベストセラーになり話題となりました。読後、参考になったという人と、全く参考にならなかったという人に大別されました。
それは価値観の違いからくるものです。
農耕民族である日本人は長いこと村社会で生きてきました。「村八分」という言葉を実感できる世代と、それは個人の問題と考える世代との違いが、大きく価値観を隔てています。諸外国では高校を卒業すると親元から独立して暮らすのが当たり前なので、「おひとりさま」という概念はありません。

最近、料理本の材料が4人前から2人前になったそうです。それは世帯の人数が、2人が圧倒的に多くなったことを示しています。高度成長時代には両親と子供2人の4人家族が標準家庭でしたが、今や子供も一人っ子が多くなりました。また、三世代同居は少ないのですが、暇ができた60代の主婦は孫育てに娘の家に通い、キャリアウーマンの娘に代わって、孫のお稽古事や塾の送り迎えと、娘の家族の炊事を一手に引き受けています。そのことに生甲斐を見出しているので、親の介護にはそっぽを向いているのが現実です。

頼りにしていた娘からそっぽを向かれた老いた親は、カラ元気を出して一人暮らしをしていますが、寂しさと不便さが増すばかりです。
先日、相談に見えた80歳代後半のご夫婦は杖歩行になり、本音は子供に世話になりたいが、当の子供達にはその気配が全く見えず、この先どうやって暮らしていくのが良いのか、お手本がないだけに見当もつかないと言います。ご近所との関わりも少なく、同じ目線で同じ価値観で会話する仲間もいません。
人は支えあって生きています。
有料老人ホームをはじめとする高齢者の住まいは、同じ価値観で暮らすには最適な住宅です。

ところが有料老人ホームを見学すると、自分が入りたいと思えるホームになかなか出会えません。それは有料老人ホームが「和魂洋才」だからなのです。
どのホームも諸外国に勉強に行き建物を建てるので、そこには日本人の魂が入っていないのです。日本の高齢者が朝、起きた時からどう動き、何をして過ごし、どんなことに感激し、何を求めているのか、その要求を忘れているからなのです。
ホームに足をいれたとたんに、あったかーい雰囲気が伝わってくれば、そこが、あなたが捜し求めていたホームなのです。

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