社会通念と常識の変化

インターネットの時代になって10年以上が過ぎました。この分野の進化は驚くことばかりです。一昔前まで、自宅の書棚で装飾を兼ねていた百科事典は無用の長物と成り果てました。国際電話が高額だった時代は、海外にいれば親の死に目にも会えませんでした。現在は瞬時に連絡が可能です。その変化に伴い、日本社会の常識が大きく変化していますが、高齢の方の多くが昔の常識にとらわれています。

介護保険の施行から10年以上になります。介護保険のサービスを利用するにも、老人ホームに入居するにも契約が必要です。また、有料老人ホームを利用することも一般的になりました。入居するには身元引受人が必要です。
しかし、家族がいても子供に迷惑をかけたくないから、身元引受人を第三者機関に委託したいと考えている高齢者が増えています。子供が親を看るのが当たり前だった時代から、自分の死に際のことまで自分で責任をもって準備しておく時代になっているのです。

 冠婚葬祭の形も大きく変化しています。
結婚式には必ず存在した仲人さんという役割も殆ど姿を消しました。「出来ちゃった結婚」「体外受精の子作り」「四十九歳で初産」・・・何を聞いてもビックリしなくなりました。
それが普通のことになってしまったからです。
自宅での葬儀も少なくなりました。死後の法要は一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌と行われますが、益々長寿の傾向で、今後はせいぜい七回忌までとなるでしょう。また、「迷信」という日本独特の生活習慣も、環境とライフスタイルの変化に伴って無くなりつつあります。それでも、多くの高齢者はいまだに「方角」を気にしています。

世間体を重んじるのが日本人ですが、社会は動いています。
今後はインターネットを活用する人としない人との差が、暮らしの豊かさをも大きく変えるでしょう。何故なら情報が何より重要になるからです。そして自分の身体が不自由になっても自宅でパソコンや携帯電話が活用できれば、情報に取り残されることもなく、友人とのコミュニケーションもとれて、充実した時間を過ごせるでしょう。
高齢社会の中で快適な暮らしを求めるなら、自分だけの枠にとどまらず、身内をあてにすることなく、広い心で多くの人と接していくことが大事だと思います。

過去の想い出の中にひたる生活ではなく、新しいことに挑戦すること。

そこには少しの緊張感があり、少しの冒険心が疼き、少しの感激が生まれ、少しの満足感を覚えるでしょう。
長寿になったとはいえ、必ず死は訪れるのです。
「こんなことをしたら、笑われるかしら」と他人の顔色ばかりを気にするのは、今日限りにしてみませんか?

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Categories: 介護

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