心の作用

おかあさん自身の情緒の安定は、子育てには欠かせません。
分かっていても毎日忙しく、休む暇もないおかあさんは、さてどうやって情緒の安定を保てばよいのでしょうか。
おかあさんの情緒は、おかあさんが周りから受ける刺激をどう感じるかで決まります。

情緒がしばしば不安定になる人は、この感じ方の方向転換を試してみてください。仕事も子育ても、いやいやすれば苦痛になり、好きなところを見つけると楽しみになります。またイライラしたときは、深呼吸をして心を静めましょう。
ちょっとした心遣いですが、わずか数秒で落ち着けます。
人の身体は驚くほど気持ちに反応します。外からの刺激も、おかあさんがそれをどう感じるかで、からだは受け入れ態勢がガラリと変わります。(もちろんパートナー (夫) をはじめ家族の協力も必要不可欠ですけれど・・・)
実は食べ物でもそうです。
嫌いなものは想像しただけでも鳥肌が立ちます。皮膚にブツブツができます。嫌いだ嫌いだと思っていると情緒は全身に拒否反応を引き起こし、皮膚は荒れ、身体の動きも硬くギクシャクしだします。

最近は飽食時代の反省から、昔のような玄米食や自然食品がブームになっています。できるだけ安全で栄養豊富な食品を食べることが大切なことは当然なのですが、その前に「栄養より食べさせ方」を考えてみて欲しいと思います。心の作用はからだにそのまま作用します。
同じ食べ物でも、心の作用でだ液やその他の消化液をうまく分泌させたり、ストップさせたりするのです。
例えば牛乳を飲むとしましょう。カップに入れた牛乳ならだれでも飲めますが、尿ビンに入れた牛乳は飲めるでしょうか。
アパートでひとりコンビニのお弁当を食べるにしても、その日何か楽しいことがあったか、嫌なことがあったか、テーブルに花が一輪あるか、親のメッセージ (書き置き) があるなど、ほんの少しの気持ちの変化で消化液の出方も変わります。

家族だれもが忙しく、流れ作業のように「早く食べなさい」「野菜をもっと食べないとからだに悪いのよ」ではおいしいと思えるでしょうか。
また、せっかく家族がそろっても、テレビを見ながら黙々と食べたり、会話があっても「成績下がったわね」「宿題終わったの」では楽しい食卓といえるでしょうか。
子どもに安全で美味しいものを食べさせたいのは誰も同じすが、少し視点を変えて、あなたの食卓と心の作用を振り返ってみましょう。
「おいしい」「たのしい」と思えるような和気あいあいとした雰囲気ですか。
何か気付いた方、今晩の食卓から変えてみませんか ?

Categories: 医療従事者

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