子どもとの接点 (親子の断絶をなくそう)

今回は乳幼児ではなく、第二次性徴期ころの子どもに関することです。
さて、我が子のことを何処まで知っていますか?
好みの食べ物、好きな色、興味をもっていることなど・・・もちろんご存じでしょうね。では、どんなゲームをしているのか、今はやりのマンガや雑誌にはどんなものがあるのか、我が子のお気に入りの歌は何か、お小遣いで何を買っているのか、休みに友達と何処へ遊びに行っているのか分かりますか?

ぜーんぶ分かる方はちょっと過干渉気味?しかし全く分からないのは問題ですね。これが親子の断絶の始まりとならないために、是非知っておいて欲しいことがあります。

例えば「このゲームが欲しい」と言われ、お誕生日のプレゼントに買ったとしましょう。お誕生日という大義名分があるから与えた。しかしゲームに夢中で勉強はおろそかになり部活も止めてしまった。
さてこれは、ゲームが悪いのでしょうか。考えてみましょう。
プレゼントのゲームは「喜んで買ってあげたでしょうか」「一緒に楽しんだでしょうか」「そしてゲームをするのは悪いことだ、ゲームばかりして勉強しなくなったと叱っていないでしょうか」・・・。
ゲームをする時、叱られてばかりいたら、子どもはどう感じるでしょう。
「ゲームはおとうさん (おかあさん) が買ってくれたから、勉強しないのは親のせいだ ! 」と思わないでしょうか。
つまりゲームが悪いのではなく、お子さんが悪いのでもなく、その与え方と親の態度が問題であると思うのですがどうでしょう。

ところで、買ったゲームの内容を知っている親はどのくらいいるのでしょうか。
子どものことを少しでも理解しようとするなら、ゲームを一緒にしてみる、あるいは最近の歌を聞いてみる、ドラマを一緒に見てみる、雑誌を読んでみるなどしてみて欲しいのです。そうすることで、だんだん親と話をしなくなってくる子どもとの接点もでき、会話が増えると思います。

子どもは親をけむたがるものですが、それには成長過程の照れくささもあります。本心は親と話をしたくないなんて思っていないでしょう。本来、愛情の確認をしたい時期でもあります。
お子さんとの会話が減ってきたおとうさん、おかあさん、何を考えているのか分からないと逃げないで、是非どこか接点を作る努力をしましょう。

また、「叱ると子どもが怒るので」と腫れ物を触るように接する親もいますが、親の姿勢に子どもはとても敏感です。
この夏、友だちと遊びに行って夜遅く帰ったり、泊まって遊ぶという計画を立てているかもしれませんね。特にこの時期は、背伸びをしたい、羽目を外したい年頃です。しかし家の決まりを破ってまで許すことはいけません。よその家はよそ、我が家は我が家のルールがあるので守るようにと・・・。たとえ言い合いになっても貫いてください。親はそうして我が子を守っているのです。いずれ親元を離れたときに、親がうるさく言っていたのは自分のためだと気付くでしょう。振り返ってみると、私も子の立場、親の立場、両方でそんな経験をした記憶があります。
甘やかし、放任は、子どもは不安になります。しっかりと子どもたちを守っているんだという親の態度も大切です。

理解しろとか、叱ってとか、矛盾を感じられるかもしれませんが、子どもの興味のあるものに関心を持って、一緒に楽しむときは大いに楽しみ、我が家のルールで子どもを守るということでしょうか。
さぁ、あなたはどう思いますか。

Categories: 医療従事者

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